書籍「反日種族主義」が届いた

韓国で今年の7月に発売されベストセラーとなった『反日種族主義』という書籍の日本語版が11月14日に発売されたので一週間後に本屋に行ったらまだ配布されていないという。

ネットの通販で買った方が早いと思って注文したのが本日届いた。ところが日中に歩いた時に本屋に立ち寄ったら既に書架に出ていた。

入手した本は第三刷とあったので二週間近くでもう三回も刷っているということは相当売れているような気がする。

この本は、李栄薫(イ・ヨンフン)ソウル大学名誉教授ら、6人の学者による共著である。

内容については既にネットでいろいろ出ているが「日本に対する韓国の恨みの感情、歴史的に培われてきた感情を「反日種族主義」としていると著者は述べている。その反日種族主義が韓国の政治を動かしていることに、危機感を感じているという。

韓国国民に対して歴史に真剣に向き合うきっかけを与えた本で韓国人の自己批判書でもあるようだ。

民族主義とは、独立、自立、自律ができている個人のベースがあることが基本である。これに対してこの本の「種族主義」とは何だろうか、自由な個人がない状態で全体主義のように種族や全体の雰囲気に完璧に統制されているため個人の主義主張ができない。

これって、私が経験した女優で親韓派・韓国通の黒田福美氏が中心になり建立した「帰郷祈願碑」につながることでもある。これからじっくりと読むことにしよう。

入手した書籍