老いるということ

寒さが厳しい季節なのか周囲に突然亡くなる方が多くなった。

昨年末は同じ年の義弟が野球を楽しんでいた時に大動脈剥離で急死した。料理教室で一緒に勉強していたGさんが郊外に個性的な料理屋を開いたので一度訪問したことがあるが心臓病で亡くなった話を昨日聞いた。

ウォーキング時に良く出会った奥さんの旦那も亡くなったようで最近はまったく姿をみなくなった。

自身の77歳という年齢を考えると、このような話を聞くのはもうたくさんという感じになる。

「老いることを楽しむ」「老いることは楽しい」というのは、やはり
「言葉だけなのか」。老いることは悲しいし、綺麗ではないし、時間
の流れは止めることも出来ずある面残酷である。

「老いる」とは、自身の能力の衰退・喪失の変化を、自尊心を持って受け容れるプロセスだと、何かの本に書いてあった。

この歳になって、はじめて見える世界もあるだろうなぁ~。

老いることを実現できなかった人たちの分の生を、代わりに生きていると考えて、老いを認め価値観を新たに「チェンジ」して年相応に、ちょびっとでいいからキラッと生きたい。

rou-take

老竹