「天空の川」を読んだ感想

私の情報収集の場であり他人との出会い、交流の場であるカフェ「自家焙煎コトリ」に立ち寄ったらサリさんとSさんが話をして居た。

暫らく、鳥箱とシジュウガラの話しがあってから、突然サリさんから

この本、よかったら貸してあげます。

Sさんが、僕が借りて一晩で読んでいま返したんだよ、内容が良かったね。

その後に借りた本が題目の「天空の川」だった。

夕食後に読み始めたら止まらなくなった。著者の関正和氏は私より10歳若い1948年生まれだ、建設省河川局の河川技術官僚であったが40代で、がんの宣告を受けた後に死期を悟って書いた内容であった。

責任ある地位にいる官僚で忙しい日々を送っていた時にガンと宣告されても、いつもの通り仕事や大学の講義を行っている。

生きるとは目的のために命を懸けて、行動することだと教えてくれた・・奥さんの必死に支える姿、人間の強さとは何か、胸に迫る闘病記であった。

がんの宣告から5年後の平成7年(1995年)46歳の若さで亡くなっなっている。・・・合掌