文藝春秋4月号を読んで

毎月10日になると書店に並んだこの雑誌を購入する習慣がついている。書店まで歩いて行くのも運動になるし、並んでいる新刊書など眺め手に取ってパラパラと探り、店内読書用の椅子に座ってじっくり読むのも頭の中に新たな世界が広がる。

4月号の冒頭コラムの作家、数学者の藤原正彦氏の「自らの頭で考えない病」にはドキットする内容だった。ネットやメディア氾濫する情報に身をまかしすのは危険だというは確かだろう。

スマホ、PCを開いて溢れ出て来るニュース内容は半分は信用できないと思いながら真実もあるから割り切って付き合っている。自ら情報を集めて自分の頭で考えなくと、その場の空気やその場限りの主張だけで当選させると結果が議員除名された途端に逮捕状が出るような者だったのかと思い知らされるようなものだ。

「日本の食が危ない!」という特集にも何となく以前から感じてた内容だが、あからさまにされても問題は多岐になっている。今のままで良いのか、右なのか左なのか、どっちに行くのが最もよいのか考え込んでしまう。

低迷する、食糧自給率についても以前から食料安保上大変な事になると資料を読んだが、その後から現在までまったく改善されてない。米国の反対を押し切って改革しようとしても、米国が日本に食料の輸出をストップしたら、日本は一貫の終わり・・と言われても~。

身の回りには沢山の問題があるが、身体上の問題の方が切実になる。近ごろ小さな文字がはっきりしない時がある、拡大鏡が必要になった視力の衰えには身に染みて老化を感じる。