韓国一人旅でメッキ会社を訪ねた

数年前になるが在韓中にハイキングなどで親しく交流していたメッキ会社の若い社長がいた。日本で同じメッキ会社を支援しているのでその後の状況を知るため訪ねた。

従業員は36名(スタッフ8名)の中小企業だが亜鉛メッキ、クロームメッキを中心に80%は輸出しているメッキ専門企業になっていてかなり忙しいようだ。

現場の従業員は外国人が多いが自動化も進んでいた、特に監視用カメラで設備の稼働や従業員の配置などのためモニターが社長室にあった。

日本以外の海外からの受注は直接もあれば部品としての間接輸出もある。品質が良いから客先から注文がくるという。

メッキの不良品は無いから検査員は配置していないという。私が関係してる日本のメッキ企業では1%前後のシミ、変色不良があり全数検査している部品もあり全数良品などは信じがたい。

この会社の社長の話がオーバーなのか真実は不明だが、自信があるのか工場内は全て見せてくれた。客先が海外なので日本企業の過剰ともいえる品質の追及がないのかもしれないが今後コロナが収まったら相互交流をしてお互いのメリットをが出せるようにしたいと感じた。

夕食には近くのオイドと呼ばれる西海岸べりにある食堂で新鮮な海鮮料理をご馳走になった。