北京冬季五輪のメダルで感じたこと

北京での冬季オリンプックが終了し、日本がメダル数26個(内金4個)で過去最高になった。対して韓国は9個(内2個)で初めて日本が冬季でも上回った。

日韓のメダル数で思い出すのは2008年に韓国に滞在中の北京オリンピックがあり、メダル数では韓国が合計41個(金13個)に対して日本は25個(金9個)だった。

この時代のメダル数ではいつも日本より韓国が上回っているのが通常だった。韓国人から日本は弱いと思わられていた。

人口が半分なのになぜ韓国は強いのか考えたことがあった、その時に感じたのは、強い種目を集中的に韓国政府が日本より多いい国費で支援していた。

それ以外に北方系の体格の差、強い愛国心がある、抗日精神が強い、兵役があり体力が付くなどが思い浮かんだ。

この当時の日本はオリンピックは参加することに意義があるという考えが強く選手強化は企業や競技団体の民間資金が主体だった。

2015年頃にこれではマズいと思ったのか、日本政府や関係団体が改革に乗り出した。

スポーツ庁を作ってナショナルスポーツセンターを作り国費で選手強化を図り出したのだ。

この成果が出たのが2016年のリオで韓国の金メダル9個に対して日本が12個と初めて韓国を逆転した。

昨年の東京五輪は自国開催でもあったので日本の金メダル27個に対して韓国は6個でメダル数では圧倒した。

オリンピックは国家間の競争なのか?メダル数は国力と関係があるのか?など考えると複雑な思いになる。しかしメダルが多いい方が気持ちが高揚するし自信も付くし気分が良くなるのが現実だ。