一人旅は孤独だが旅先で出会う人には印象に残る出会いがある。
今回の旅では朝食の無い安いホテルに泊まり、近くのコーヒー店でモーニングセットの食事となった。
そこの主人との会話で馬籠までバスで行く話をしたら、どうせ行くなら落合の石畳みを歩かなくちゃと勧められた。
色々な資料を出してバス停に「木曽路口」というのが途中にあるからそこから歩いて馬籠宿に行くのがベストな歩き旅だと強く勧められ歩いたお陰で石畳の先には新茶屋という場所があった。
ここで一理塚、美濃と信濃の県境碑、島崎藤村の「是より北 木曽路」の記念碑、芭蕉の句碑などや、少し先の展望の良い所に正岡子規の句碑も見ることが出来て幸運だった。
長生きをすれば多くを知るが、旅をしたらそれ以上を知ることが出来ると言ったのは誰だっけなぁ。