昨日の予算員会の論戦を全てではないがTV中継を見て
感じたことは・・・。
今年の政府予算の内容についての質疑は相変わらず少ない。
いつも思うのだが、この予算員会の論戦は、普通一般の人の
議論とは全然異なるようだ。
この質問にどのように答えるのだろう?と思われるような
野党の厳しい質問にも、殆どまともに答えなくて事前に官僚が
書いたのであろう答弁書を読んでいるケースが多くてしかも
それで何とかなるようである。
現在の経済状況に関しても、野田元首相の質問に対する
安倍首相の答えも正反対で、その論拠も全然噛み合わない。
聞いていても、どちらが正しいのかよく解らない。
野党は「安倍内閣の作った予算案を無視したい」というような
感じでスキャンダルや失言を追及したりして「成果」を
得ようとしているようだ。
しかし聞いている方はそんなことより税金使い方など
の質疑が重要であると思うのだが。
今の予算委員会は、「よろず委員会」になっている。
最後に今日のニュースに野田元首相が「どや顔で言うな」と
発言した内容が乗っていたが「どや顔」とはどんな顔?・・。
語源由来辞典を調べたら「どや顔」とは誇らしげな顔つき。
得意顔。したり顔。
相手の気持ちをたずねる際に用いる「どうだ(如何だ)」の
関西方言ということが解った。
「どうだ凄いだろう!」「どうだ格好良いだろう」と
言わんばかりに、優越感に浸った自慢げな顔つきを「どや顔」
と言うのだ、はじめて知った関西方言だった。