近隣にあるメッキ会社の顧問として品質改善や人材育成のために時々勤務しているがもう86歳になったので体も頭の中も弱ってきている。昨年で引退したいと申し入れたが若き社長から懇願されて引き受けてしまった。
勤務し給与を戴く以上は成果が出るように頑張っているつもりである。先週も5S運動の話しをリーダーと話し合った。若い人達との話し合いは自身も若返るような気持ちになる。
職場をキレイに出来ていることは成果だが、そこから改善活動としてムリ、ムダを発見して改善し効率化を図る運動にしたい、今までと違った運動として「新しい風」を吹かせるためにはどんな課題があるのか話を聞いた。
不良損金を無くし、職場の効率化で少しでも賃金アップにつなげたい、親会社とは単価改定の話しは値下げの話しが多い、人件費アップを単価に反映するような話は滅多に聞かない。
大企業の賃金アップ6%近くのニュースが今日も流れているが中小企業で働く従業員はどんな気持ちでニュースを見ているのだろうか、日本の企業の70%を占める中小企業の賃上げのことも忘れて欲しくない。