健康寿命に思う

健康寿命とは、介護を受けないで自立した日常生活ができる期間である。調べてみたら「令和4年度高齢社会白書」によると、健康寿命は男性は72.68歳、女性は75.38歳になっている。

この数字は平均寿命より約10年近く短い数値になっている。ということは自律的な生活が困難になっても10年近く介護をうけながら生きることになり、何とも暗い気持ちになってしまう。

幸い私は現在86歳になっているので平均の健康寿命より長く生きているが少しでも健康寿命を延ばそうと思ってきたわけではない、生き甲斐、やり甲斐は求めて来たように思う。

70歳代からの生活を振り返ると韓国での20年間は野菜の多い食事、山歩き、77歳で日本に戻っても趣味での交流や仕事で若い人との議論も続けられていることに感謝している。

これから健康寿命がもっと延びれば・・・ピンピンコロリになるかもしれない、そうなって欲しい。