難しさを楽しむ

いつも難しいと思いながら透明水彩画を描いている。今日は途中で投げ出して部屋の片隅に置いてあった古民家風景を自分なりに仕上げた。

何度描いても思い通りにならない、思うようにならないというのはまだ先があるということになる。

構図、混色、水のコントロール、筆サイズの剪定・・これに紙質などいろいろ難しさを経験してきている。

途中で挫折した絵を眺めながら思ったのは仲間がいる、先輩の先生が助けてくれる、これから何枚描いても挫折感を感じるはずだ。ならば難しいことを楽しむようにしたいと思った。

出来栄えはともかく楽しみながら描こうと思って筆をとり古民家の風景画を完成させ達成感を味わった。

「古民家」F8号