毎年予約してある新米が自宅に届いた。まだ試食はしてないが味はいつもと同じだよと持って来てくれた農家の旦那が話してくれた。
お世話になっている人に早く届けたい、30㎏の米は持つのは辛いので3分割して精米をしにいった。自動精米機の前に小型トラックが停まっていた。
丁度精米小屋から出てきたのは年配のお婆さんが50㎏の精米された袋を持って出てきたのでビックリ。
「これが最後だから次に使っていいよ!」
ありがとう、おばさん!、トラックに4袋あるがこれ一人で車で持って来たの?
「そうだよ、いつもやっていることだよ」
アノー・・私は30㎏は腰を痛めるから10㎏に分けて持ってきたんだ。おばさん、失礼ですがお幾つですか?
「84歳になった、農家はこのくらいは出来ないとね!」とにこにこ笑いながら話してくれた。
同じ年齢でも足腰の強さは日頃の訓練でおおきな差が出来るのだ。おばさんとはいろいろ会話が弾んだ。
車の運転も年齢だけで判断できない、日頃の鍛錬で足腰の体力差が出来ることも学んだ。