敬老の日に思う

今日の新聞を開くと80歳以上の人口が1259万人になった、この数字は10人に一人が80歳以上なんだ、まさに人生100歳の時代になってきたようだ。

9月に入るとすぐに私の誕生日になり、またひとつ歳を重ね85歳になった。毎朝のウォーキングで目にする風景も少しずつ秋の気配が近づいている。時間が凄いスピードで過ぎ去って行くのを感じる。「人生の秋」を豊かな心で穏やかに、日々を過ごしたい!と思う。

その為には今をしっかりと生き抜き、残る人々に何かを残して悠々と悔いのない生き方をすることが重要だ。

今年の1月に突然の病いが襲って来た。それは間質性肺炎という難病だった。この病いがこれからどうなるか分からないが、幸い病状は落ち着いている、気力の衰えはあまり感じていない。

山歩きとコーラスは肺炎発症以降中止したが。85歳になっても長年培ってきた製造業での知識を生かし中小企業の顧問として人材教育などの仕事が続けている。また趣味の水彩画、韓国語の勉強、読書、ひとり旅などは続けられそうだ。

時代が変わっても、病気と共生しながらも自分は自分だしそこは変わらない。自分の人生は自分のもの。これを継続するためにはよく食べ、よく寝て、よく体を動かすことを一生懸命に努力することだと思っている。