県北地区でも桜が見頃になったので水彩画愛好会のセピヤの会では定例会として光丸山法輪寺の桜を野外写生会として描くことにした。
幸い今日は天候も雨にならず会員13名が参加した。
光丸山法輪寺は天台宗の古刹で「西行桜」が地元では有名である。
西行法師が奥羽行脚の際に訪れ「盛りには などか若葉は今とても 心ひかるる糸桜かな」と詠んだと伝えられている。
樹齢800年と言われている古木の枝垂れ桜と鐘楼の組み合わせが私には印象的だったのでスケッチを始めたが覆い被さるような桜がイメージ通りに描けない。
苦戦していると先生が来てこれで良いから最後まで描いてみて、また背景の樹木はポイントを絞ってと言われた、下塗りまで彩色したが半分も進まない。
彩色の仕上げは家に持ち帰って諦めずに最後まで描いてみよう。