森林経営管理制度の活用

「森林経営管理制度」という制度がある。簡単に言えば日本政府が森林を生かすために市町村単位に「個人が所有する森林」の意向の調査をしてから、森林の状況を確認し、管理を委託し森林を所有者に代わって伐採など森林を管理する制度である。

つまり個人が所有する森林でも所有者の意向と市町村が調査して委託管理すべきと判断した場合は森林の委託管理制度の適用が可能か判断することになっている。

年度が変わったので矢板市の林業課に出向いて先に送付した「経営管理権限集積計画(案)」の承諾書についてどうなっているか伺うと正式な書類の送付は手続き上、少し先になるが決定と考えて良さそうな話しだった。

今後のスケジュールは森林調査後林業事業体へ委託があり今年の秋から冬に間伐が実施されるようだ。その後5年間は管理を委託し費用は全て国の予算が使われることになる。

間伐後の広葉樹の植栽や子供達の野外実習に使えるようにしたい夢の実現が少し近づいた。具体的には今後関係者と相談しながら進めたい。

再生したい里山