詩誌「那須の緒」を読む

コロナの感染者が急減している、

ワクチンやその他いろいろだろう

ぐらいしか理由がはっきりしない。

新たな変異株で急増する不安もある

なぁと思いながらコーヒーショップ

「自家焙煎コトリ」のテーブルに

座ったら・・・

マスターが「那須の緒」14号を

黙って出してくれた。

コーヒーを味わいながらこの同人詩誌

を読んだ。私の心に残る詩がいくつか

あった。

谷畑すみ子氏の「麦秋」私の今の心境

にちかい、ほしまさと氏の「強い線」

よこしまと誠実が面白い、貝塚津音魚

氏の「何もかも緩んで」は身に

つまされる内容で思わずにやりとした。

生きている以上少し立ち止まって

ゆったりした時間に美しい言葉や

心に響く言葉にふれると健やかさを

取り戻せるような感じがする。

詩誌「那須の緒」14号