先日参加したチャリティウォークでは西那須野ー大田原ー黒羽の「旧・東野鉄道」の沿線(18km)を歩いた。
しかし現在では新しい道路や建物が出来て当時の面影を偲ばせるものは殆どなかった。
龍城公園付近から蛇尾川を渡って直ぐに左に折れたところで、対岸に見えると同行者から話しがあった。確かにコンクリートの鉄橋跡があった。
今でも対岸には「大田原隧道跡」が残っていて入り口まで行けるという。隧道もトンネルも同じものだが1970年以前は隧道と呼んでその後はトンネルになったようだ。
トンネルの跡を是非に見たいと思って大田原神社付近の道路から入って行く道があるはずと思って探したが見つからない。
付近をうろうろしていたらおばさんに出会ったので尋ねてみた。なんと、うちの裏にあるよ、いうことで裏木戸を開けて案内してくれた。
家の裏が東野鉄道の廃線跡があり右側の突き当りにトンネル入り口があった。
しばらく見とれて、ここを通る鉄道風景を想像しながら
「形あるものは必ず壊れる」・・・諸行無常か!