感動した最後の言葉

スティーブ・ジョブス氏と言えばiphone,ipadnなどの画期的な商品開発でアップル社を蘇らせたが56歳という若さで膵臓がんで亡くなった人だ。

ネットに「スティーブ・ジョブスの最後の言葉」というのが出ていた、次のような内容があるが感動したので一部だが記したい。

ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。他の人の目には、私の人生は、成功の典型的な縮図に見えるだろう。しかし、いま思えば仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。今やっと理解したことがある。人生において十分にやっていけるだけの富を積み上げた後は、富とは関係のない他のことを追い求めた方が良い。

もっと大切な何か他のこと。それは、人間関係や、芸術や、または若い頃からの夢かもしれない。終わりを知らない富の追求は人を歪ませてしまう。

神は、誰もの心の中に、富みによってもたらされた幻想ではなく、愛を感じさせるための「感覚」というものを与えてくださった。私が勝ち得た富は、私が死ぬ時に一緒に持っていけるものではない。

    
私があの世に持っていける物は、愛情にあふれた(ポジティブな)思い出だけだ。
これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと一緒にいてくれるもの、あなたに力をあたえてくれるもの、あなたの道を照らしてくれるものだ。

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思えば22年前に私も生死の淵を歩いたことがあった。狭心症で冠動脈3本が詰まりバイパス手術しなければ生きられなくなった。幸い手術は成功して今まで生き長らえて来たが、これも医者様、家族、のおかげと感謝しています。

あの時には病気に対する不安や、会社の事、仕事の事など今後の生き方に対して悩んで36年勤務した会社を退社したのだった。

人は死に直面した時に自分にとって何が重要なのか考えるものだ。