故郷を再度訪問

昨日は墓参りで故郷の高崎市に、今日も親戚の90歳で天寿を全うした義姉の告別式に出席するため再度高崎市に来た。

高崎から下仁田に行く上申電鉄というワンマン電車に乗ったが駅舎も電車も半世紀前と比べたらずいぶん変化し近代化していた、当然だろう。

黄金色の畑の向こうに妙義山の沿線の風景は変わっていなかった。帰りに東富岡駅で切符を買ったら厚くハサミを入れる懐かしい切符だった、駅員に話したら持ち帰って良いですよというので記念に貰って来た。

自身の懐かしさを味わうためにここに来たわけではない。

そこで90歳だから天寿を全うしたのかふと考えた、今は100歳の時代だし胃がんにならなければまだ長生き出来た筈だ。現代ではまだまだ早かったのではないか。

国語辞典によれば「天寿」とは、天から授けられた寿命である、なにより「やすらかな旅立ち」であったようだし、「天寿を全うした」と言ってもよさそうだ。

ワンマン電車

車内からの風景は変わらず

懐かしいキップ