韓国の文在寅大統領は大統領選の一番目の公約に積弊清算という言葉を使っていて政権発足当初から積弊清算を進めているという。
「積弊清算」とは一体何だろうか?
調べてみるとー過去の政権時代に積もった弊害=不正、そして不公正な社会構造を清算することだ・・・という内容らしい。
意味は分かったが一体どんな内容が積弊なのか、事例をを分かりやすく説明してくれないと分からない。
多分、想像するに経済では貧富の格差、財閥企業と中小企業の格差のようなことなのか・・しかし経済が発展する過程では貧富の差はどこの国にも光と影のように当てはまるような気がする。
社会構造を清算するという中には日韓の過去の取り決めも清算しようとしているのかもしれない。
だから一連の慰安婦合意問題や徴用工裁判問題というのは、現在韓国で吹き荒れる「積弊清算」という名の改革であり従来のような「一部の人々が騒いでいるだけ」というような生易しいものでは無いかもしれない。
過去は日本と韓国は共通の価値観で友好をはぐくんできた筈だし一部の反日分子は別とすれば国民同士がより互いを理解し、親しんできたはずだ。
良好な関係が歴史問題で不協和音が生じた場合、それをなだめ、未来志向的な見地に立って国民をリードするのが政府の役目の筈だが・・日本で国交断絶までの話がでるとは一体どうなってしまうのか心配だ。
この現象は悲しいことだが悲観はしていない、両者の違いに気づきお互いの文化を尊重しお互いが学び合えばどんな軋轢も克服できるはずと希望は持っている。