コマクビビンバ(灰貝のビビンパ)

先日の訪韓では野外写生で引いた風邪がなかなか治らなくて山の登りから観光や食べ歩きになってしまったがそれなりに楽しんで来た。これからは気温の上下が激しい時期の服装に注意が必要だと身に染みた!!

その中で韓国の友人二人と一緒に新しく出来た海鮮食堂に連れて行ってくれて何が食べたいですかと言われても風邪で体調がイマイチだったので任せたら「コマクビジンバ(灰貝の混ぜご飯)」というのが出て来た。

コマクとは灰貝であり、灰貝という貝が有るのを初めて知った一見するとどうも赤貝の一種らしい、味は甘口醤油ベースのタレと貝がよく合った混ぜご飯であったが美味しいとまではいえなかった。

灰貝という貝は聞いたことがなかったので帰国後に調べてみたら確かに日本でも食べられていることがわかった。

昭和40年代後半に絶滅危惧種になったため、現在日本では市場には出回っていない食材であった。瀬戸内海以南の内湾の泥底にすむ貝で殻を焼いて貝灰としたのでこの名がある。一つ勉強になった。

コマクビビンバ