朝鮮日報紙が最近報じたことだが今年1月~10月までの日本を訪れた
韓国観光客は583万8600人であった。
同じ時期に韓国を訪問した。日本人観光客は190万4282人で
訪日韓国人の方が約3倍に達するようだ。
韓日両国間のビザ免除になった2005年の訪日韓国人は190万人、
訪韓日本人は242万人で訪韓する日本人の方が多かった。この時は
ドラマ「冬のソナタ」現象もあったかもしれないが日韓が逆転していた。
日本は観光客を増やすためには韓国に学べといわれた時があった時代だった。
現在は韓国観光公社側は「年末年始の連休を利用して海外に出かける日本人が
約70万人程度になるものと予想し海外旅行先として韓国を選んでもらえる
ように最大限の広報したいようだ。
訪韓する日本人が増えない原因として韓国側は北朝鮮の挑発による安保危機、
円安によるようなことがこのような現象を呼び起こしたと分析しているようだ。
しかし北朝鮮問題や円安という要因も確かにあるが、それだけだろうか?
韓国を観光する日本人が増加しない理由のもう一つは日韓関係の悪化が理由
と考えるのが自然だろう。
一般の日本人にはニュースで流れる従軍慰安婦問題などが「韓国はイメージの
悪い國」となっていることに付いての分析が必要ではないのか。
このことは韓国側も解らないはずがない。
現在はSNSなどで政府間での合意を守らない韓国とかトランプ大統領の晩餐会での
独島エビ、慰安婦の出席など、ニュースや日頃から韓国発日本人向けネット新聞
から発する反日的(韓国から見れば反日でないかも)内容を読んでいると
もう少し押さえた表現が出来ないものかといつも考えてしまう。
韓国や韓国人を知らない日本人からみれば敢えて韓国観光しようとは思わない人が
多くなっているような気がしてならない。修学旅行も少なくなっている。
韓国に行ったことがある人は韓国人の親しみ易さや韓国食の美味しさ、文化遺産
など解っているから広報の対象でなくまだ行ったことがない一般の日本人を
対象とすると韓国のメージ悪化の分析とその払拭が必要ではないだろうか。