昨年の秋に三陸海岸へスケッチ旅をした時の海岸風景を透明水彩画で描いた。描いた画像を興味半分で生成AI(chatGPT)に評価してもらったら即座に回答があった。この内容は6月1日のブログに載せた。
1、崖の上部や奥の部分は色を少し薄め、青みを加えると「遠くにある」ように見える。逆に、手前の岩や崖は暖色寄り+濃い色で「近い印象」を強調する。2、明暗をしっかり分ける、岩肌の質感を細かく描き込むのは手前だけにして、奥はぼかして描くと距離感がでる。
遠近感を出すのは最近NHKで放映した講座を見た時に説明があった「空気遠近法」ことだな!・・と思った。しかし思った通りにならないのはいつものこと、でも思い切って修正した。。
奥の岩はブルー系の色を薄くのせ、明暗をつけ、崖に影と光のコントラストをつけた。遠近感と、のっぺり感を修正したつもりだが修正した前後の作品はそんなに変わっていないように感じた?あれやこれやと今日一日頑張った。
「下手は上手の下地なり、下手よりだんだん上手になるなり」は江戸初期の寒河正親という人が書いた教訓で私の水彩画の学びにも当てはまる。興味とか関心、やりがいなどは、そのことに打ち込んでいるときに自然と湧いてくるもの、やる前から感じるものではないのだ。