趣味の透明水彩画で過ごした

昨年の秋に西会津の高杖高原の蕎麦畑を描いた絵を完成したと思っていあたので勉強会にもって行き先輩先生に見せ、いろいろな批評をしていただいた。

山の色、白樺の暗い部分や樹木の暗い部分の強調、ソバ畑の起伏の変化部など細かい部分の修正をした。自宅ではソバの白花を再度強調をするため加筆した。

高杖高原の蕎麦畑(F6号)

好きなモーツワルトや70年代の懐かしい曲を聞きながら趣味の水彩画を描いている時が至福の時間である、こんな時は思ったように描けているので気分も良く落ち着く時間である。

プロの先生が話していることだが、透明水彩の魅力を引き出せない理由は実物と同じように描くという意識が強すぎると、描写や模倣することに気を取られ、水彩の軽やかさや透明感が無くなる。

色彩の美しさ、黒い陰影の中に潜んでいる微妙な色彩の美しさを発見し、引き出してあげることが大切で、つまり描写をするのではなく抽出する。これが透明水彩画に大切なことだとだとネットで読んでなるほどなと思った。

先日から悩んでいる松の木の葉は実物にとらわれて水彩の軽やかさや透明感が無くなっているのだと学んだが時すでに遅しかもしれない。

茨城県の五浦海岸の風景(F15号)・・まだ未完品