ユウナイスズメの話

コーヒーの一杯が毎日の癒しの始動の時間である、豆が残り少なくなったので「自家焙煎コトリ」に出掛けたら友人で物知りの下地さんに出会った。

明日ここで予定している鳥小屋を作ったり野鳥の話するイベントがあるようで、その準備の為に来ていた。しばらく会っていないので、政治、経済、その他いろいろな話ができて楽しかった。

下地さんから「ニュウナイスズメって知っている?」という問いかけに、知る由もないので聞いてみたら普通のスズメは頬に黒班があるがこのスズメには黒班がないスズメで希少価値があるという。写真を見せてくれた。

この「ニュウナイスズメ」が私が住んでいる地区で見かけた情報があるという。ヘー・・・初めて聞く話だった。よく我が家の庭にスズメが来るから今度来た時に調べて見よう。

ウィキペディアには名前の由来についてこう書いてある

1. スズメに見られる頬の黒斑を欠くことから、ほくろの古名であるにふ(斑)が無い雀、ということで斑無雀。2. 新嘗雀(にいなめすずめ)がなまったものであるとする柳田國男の説。3. 平安時代に陸奥守として東北地方に左遷され、現地で恨みを抱いたまま死去した貴族、藤原実方が本種に転生して宮中に入り込み、納税された米を食い荒らしたという伝説がある。宮中(内廷)に入る雀、ということで入内雀

今年始めてのコトリの訪問、始めての出会い、始めての学ぶ日となった。

ニュナイスズメ(頬に黒班が無い)

よく見かける普通のスズメ