「ロケット」と「やかん」で感じたこと

NHKで2月11日に放映された「新型ロケット H3 〜苦難のエンジン開発 燃焼の記録」という番組をみた。新しい物を生み出す技術者の過酷な苦労を知ったので発射当日のJAXAのライブ配信をパソコン画面でハラハラしながら見ていた。

10時47分・エンジンに点火され激しい炎と煙が上がった途端に静かになった・・あれ?・・ロケットが打ち上がない!期待していただけにガックリして力が抜けた。

一日経ったらJAXAの責任者がシステム上の中止と説明したのに対し、新聞記者が失敗と決めつけようとしていた。なんでこんな議論をするのか分からないが重要なのは原因の追究と対策だし早く再挑戦したもらいたい。

日本にとって脅威な北朝鮮のロケットは連日幾つも簡単に打ち上げている、日本のH3ロケットとロケットという名前は同じでも比較するようなシロモノではないらしい。

ウォーキングで見た光景は県道の表面を「やかん」で割れ目にコールタールのような液体を流し込んでいた。近くに居た責任者に、なんで全面を補修しないのか聞いてみた。

責任者が即座にお金ですよ!予算が無いのですよ、これだと全面補修の半分ぐらいですからね。しかし寿命も短くなる、補修予算が無いから中途半端なことをしているように感じた・・・長い目でみて費用対効果はどうなんだろうかと思った。