韓国のニュースを読んで

2月6日付け朝鮮日報のニュースに、「ノージャパン」収束・・という記事があった。日本旅行商品の販売急増や、円安持続も追い風になって日本に対する否定的な感情が和らぎ、日本への旅行需要が増大しているという調査結果だった。

この調査結果を読んで韓国人の心の底に残っている日本という国に対する否定的な感情は一貫して無くなっていないのだなと感じた。こんなニュースは過去にも繰り返してあったのでこれからは良くなるだろう考えるのは誤解かも知れない。

市場調査専門会社エムブレイントレンドモニターが成人1000人を対象に調査した結果、調査結果(1,000人)からの数字だというが私には次の内容の方が問題であると思う。(調査の際の質問内容にもよるが!)

「文化・歴史的に日本に受けた被害を忘れられない」という項目に同意した人の割合は2020年12月の80.3%から昨年12月には71.0%に低下した。

「日本について考えるだけで腹が立つ」という人の割合は55.0%から38.4%に、「日本は敵対国家だと思う」との回答は49.9%から36.1%にそれぞれ減少した。

つまり、今も日本につて否定的は人の割合が30%前後も居ることだ。韓国各地を旅すると秀吉軍からの被害、近代になっての日本軍からの被害や不条理など各地にある。

歴史的には70年前の過去の事でも恨みの心は残っているのだ。この韓国人の心情を理解しないと日韓関係の解決は難しいといつも感じている。

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