80歳代を生きている

和田秀樹著の「80歳の壁」という本に「80歳を超えたら人生で一番幸せな20年がまっています!」とあった・・・本当なのか!、実感はないが、その幸せだと言われる80歳代を生きている。

28年前の1994年6月に狭心症で冠動脈3本のバイパス手術をした。退院し再起したと思ったら、すぐに子会社へ出向になった。仕事もなく毎日の生活に、やり甲斐も生き甲斐も無かったので今までと違う生き方をしようと決心したのだった。

その年の12月に36年勤務した電機会社を55歳で早期退社した。その時からもう28年が過ぎたが今日もこうして元気で80歳代を生きている。

退院時に主治医の先生が話してくれた中に「クオリティオブライフ(生活の質の向上)」という話があった。この言葉の意味はバランスの良い食事、適度な運動、趣味などでストレスを貯めない、という生活して「人生の質」や「生活の質」を向上させることだよと説明された。

韓国の友人であった企業オーナーからの要請を受けて中小企業の技術支援のために20年間韓国に通った。このことが体の負担は多少はあったが結果として自身の生活の質の向上になったような気がする。

韓国での朝のウォーキング、野菜やニンニクが多い食べ物、技術顧問としての適度な緊張感、趣味としてパソコンと山登りを学んだことだった。

そして現在は若い時に右足首を捻挫した部分が10年ぐらい前から時々痛くなり5、6年前からサポーターでいたわりながら過ごしている。

朝のウォーキングは距離も4~5㎞ぐらいにして毎日続けている。メッキ会社に顧問役として時々勤務して人材育成などで支援を続けながら、趣味生活の韓国語教室、水彩画教室、パソコンクラブなどで今まで通りの生活を続けている。コロナ禍で出来なかった「ひとり旅」も再開したい。

いつまで続くか分からないが人生で一番幸せだと言われる80歳代の後半も元気で過ごしたい。

趣味の水彩画

那須・茶臼岳登山

春の公園を描いた

リモート茶会