「統一教会」で思い出したこと

安倍元首相の殺害でにわかに注目を浴びているのが「統一教会」と言う団体、現在は、世界平和統一家庭連合と言うらしい。

私が経験したことだが、1998年頃だと思うが韓国の企業に勤務するようになって先活にも慣れて来た時に工場が龍仁市の郊外にあったので近くにのアパートに住んだがこのアパート近くの道路脇に小さなクリーニング店があった。

この店の30歳前ぐらいの若い奥さんが日本人であることが分かり、出勤途中に出会ってお互い言葉を交わすようになった。

聞いてみると、出身他は北海道の札幌だという。何で韓国のこのような田舎のあまり豊かでなさそうな家に嫁に来たのか疑問だった。

その後、この奥さんが休日にアパートまで訪ねてきて市の中心に協会があり、教会に行けば韓国語の勉強が出来るから一緒に行きませんかとしつこく誘われた。

当時は宗教については全く無縁であり、興味も無かった、韓国語の勉強は必要なら会社で家庭教師を雇ってくれる話もあるので教会行きは断った。

それにしてもアパートまで来て、誘ってくれるのは親切で熱心な人だなと感じたのだった。

私の疑問である、なぜここの韓国人と出会ったのか聞いてみると、「神様からのお告げです」という返事にビックリした。

以降付き合いは止めたが、その時に「統一教会」という名前を知ったのでした。

あれからもう30年近く経った、クリーニング店はその後無くなっていた。生きているなら60歳近く仁なっている筈だ、その後どうしているだろうか?