65歳以上の高齢ドライバーによる交通事故報道は日常茶飯事で、先日も75歳の運転する車がコンビニに突っ込んだ事故のニュースがあった。
2019年に池袋で起こった悲惨な事故以降高齢者の免許返上が都市部で増加しているようだが地方では増加率は少ない。
これは地方では車が無いと食べるにも事欠く人もいるからだ。
私は昨年、更新したが次の更新時期には家族や周囲から免許返上について話が出ることが予想される。
しかし、体と心が健全であり免許更新に合格すれば返上しなくとも良いと考えている。
更新時の試験を合格しても事故が多いいとすれば試験内容にも問題がありそうだ。
「老年精神医学」の専門家によると、高齢ドライバーの事故が増えたのは単に人口に対する高齢者の割合が増えたためであって、高齢者の運転技術の問題ではないという意見もある。
また免許を返上させることは高齢者の認知機能にかなりの悪影響を及ぼし、結果として平均寿命を短くする可能性もあるという。
現在の日本では、高齢化によるマイナス面が目立っているので肩身が狭い。
人は誰もが歳を取り、衰えていく「高齢者が安心して運転・外出できるような世の中」になって悲惨な事故がなくなる日が来ることを期待したい。
