8月頃まで6㎞の早朝ウォーキングで、出会う人によく頑張っていますね!と褒められたりした。
その直後に右足のくるぶしが痛くなり、痛さで歩けなくなって初めて気がついたことは無理して実力以上に頑張ってしまったのだ。
多少の痛みは我慢して歩いたのが原因だったような気がしている。
人生の降り坂になったら今まで持っていた能力や資源をしだいに失って行くんだなと気が付いた。昨日出来た事が今日出来なくなったり、今日出来た事が明日は出来なくなるかもしれない。
上野千鶴子氏の著に「男おひとりさま道」というのがあった、その本の中で人生の降り坂でのノウハウがあるとあった。
それは老いるとは弱者になること、弱さを認めて自分が持ていないものを他人から引き出すための「弱さの情報公開」にあるという。
同じような意味で「脚下照顧」という禅の言葉があった。この意味は自分の足元をよく見なさいということ、自分の足元が見えていなかった、つまり自分自身が見えていなかったのだということを悟った。
これからが大切だ、少しずつ養生しながら無理しないで自分の道を歩いて行きたい。