大田原国際交流会を退会した

一年前から今年の末で退会の意志を伝えていたが、その時期が来たので事務所に行って退会の挨拶と共にお礼の手紙に添えて次のような内容の思い出を話してきた。

入会して約30年になるがこの間、多くの皆様と交流し、新しい世界に接して多くのことを学ぶことが出来たことに対して交流会の皆様の心温まるご厚意に深く感謝したい。

特に「蓼科高原の旅」や「ネパールでの数回の学校建設支援やトレッキング」などは忘れがたい思い出になっている。

心臓病に侵されバイパス手術して一ヶ月後に退院しましたが、治療と仕事の両立は難しく絶望の淵を彷徨っていた時に参加した「蓼科高原の旅」は人生にとっての成功とは何かを考えさせてくれ人生の転機になった旅であった。

思えば36年勤務した会社を55歳で途中退職し、自宅で静養しながら今後は貧しくても自分らしく生きようと考えていた時に韓国の中小企業の指導依頼があり、「毎月の半分を韓国に滞在」を条件に約20年間も続けることが出来たのだ。

心臓手術後の退院時に主治医の先生から「6年間は保証しますよ」と言われた事を思い出しながらもう27年も生き永らえている。

ネパールの学校支援(2010)

ネパール・夕暮れのアンナプルナ

トレッキング風景