コロナで延期されていた市の集団検診が始まって、今日が予約日で出掛けて検診してきた。
やはり感染予防が徹底されていて、受け付時の体温測定、消毒があり、検診者の人数が制限されていて密にならないような配慮があった。
従来の多くの人が集まる状況とは様変わりだった。時間も早く終わった。コロナ後でも時間予約制が恒久化できれば効率が良いのではと感じた。
ただ、従来からバリュウムを飲んで胃がんの検診は受けていたので申し込んだが、誤飲のリスクについていろいろ聞かされると後日、胃カメラでも良いかとなった。
つまり年齢的にバリュウムの誤飲のケースが増えているらしい。結局リスク回避のため申し込み中止の承諾書にサインした。
身長を測定したら、昨年より1㎝低い!!、もう一度測定と思ったら何気なく「年齢と共に縮むんです」とつぶやかれた。
今日の集団検診では私の為を思って親切な対応が私にとってはつくづく歳をとるというこのはありがたいような、かなしいような、複雑な気持ちになった。
午後は読みかけのPHP研究所発行の「歳をとるのは面白い」を読んだ。
心に響いたのは、1933年生まれの篠沢秀夫の「今ある自分の姿を受け入れる」であった。
篠沢氏は「筋萎縮性側索硬化症」という難病に冒され自宅療養中、「昼でも夜でも、ふと気が付くと、今ある姿は、人工呼吸器付の姿だ・・・・・・今ある自分の姿を受け入れ、今日を楽しむ。今や、寝室のベッド正面の西向き窓から、庭の木々を眺めて、楽しむ。痰取りの後、さっぱりすると、嬉しい。
すごいなぁ、今ある自分の姿を受け入れる。物事は良い方向に考えるか・・・。