白川市方面に出掛けたがいつも通る道路は東山道と
呼ばれている古くからの道である。
この道が芦野地区近くに入ると左側に遺蹟のような
ものが出現していたのは以前から気がついていたが
ついいつも通過するだけであった。
そこで今日は思い切って立寄ってみた。
案内板には「治承4年、義経一行が鎌倉に向かう途中、
弁慶が道の傍らの大きな石を指さし、
「那須山で修業した時、下駄に挟まった石を取ろうと
蹴ったらここまで飛んできた」と話し、
一同が大笑いしたという伝説に基づいているとあった。
約80年ぶりに重さ10トン自然石でH13年に復元したようだ。
目的は地域の活性化なのか、人の立寄らないような
道筋に作ってあるので歴史を学ぶきっかけになるかも
しれないが、広報も少ないので大きな投資に見合う
メリットがあるのか疑問になった。