水彩画展示会の最終日は反省会

今日は四日間の水彩画展示会の最終日である。午後三時で終了してすぐに作品の撤収作業や会場を元の状態に戻したが全員で力を合わせて作業したので思ったより早く終了した。そ

の後は反省会になったが、来年度は記念すべき20回目の開催になるので、記念になるような展示会にしたい、各自考えてほしいという話が出た。

指導の後藤先生から朝日新聞の切り抜きの紹介があった。その内容は「折々のことば」として「遅く描けない人は遅く見ることもできません」人の横顔の写真を上下逆にして描こうとすると、確かに描写は正確になる。このことから、「物事の本質を掴むためには、拙速に判断や評価をしてはいけない」と理解した。

先生から戴いた朝日新聞の切る抜き

私は風景画を描く場合、参考に撮った写真にとらわれ過ぎいることに気づかず描いている。表面的な描写になっていることに気が付かなければななない。

昨年も海岸風景で先生から指摘された遠近感のことが今年も三陸海岸風景で同じような指摘を受けている、本質を掴まずに写真を見て拙速に判断してしていたのだ。このことに気が付いただけでもささやかな進歩と考えよう。

三陸海岸風景

連日の暑さの中にも関わらず友人、知人を含め多くの人が見に来てくれて大変感謝したい。特に郡山市から那須まで来ていただいた水彩画家の遠藤先生ご夫妻には感謝申し上げたい。

後藤先生はじめ、絵の先輩、仲間に励まされ生きがい、遣り甲斐を与えてくれたことにも感謝したい、これが反省会で一番言いたかったことである。