人間万事塞翁が馬という故事があるが長い人生では禍福が起るのが常であり、いたずらに一喜一憂することなく乗り越える知恵を我々に教えている。
長い人生で順風満帆で思いどうりの人生を歩んできた人がいるかもしれないが、ほんの一握りのような気がする。
平穏に過ぎればそれにこしたことはないけれど、そうは上手くいかないのが人生のような気がする。じっと耐えて不幸が通り過ぎるのを待つことも必要だ。
過去を振り返ってみると私自身も窮地に陥ることが何度かあった。その時はじっと耐えて我慢しているとやがて環境や状況が変わって乗り越えられた。
大切なのは辛さや悲しさを長く引きずらないことが必要である、ただそれだけで人生の楽しみの時間が増えるような気がするのだ。
人間いつかは死ぬ、いつどんな死に方をするのかはわからないが生きてる間は誰もが楽しみの時間を求めて暮らしているはずだ。