「反日種族主義」を読んだ

昨年の12月に慰安婦問題をめぐる日韓外相会談が行われ最終妥結したとの報道があったのだった。

元慰安婦支援をめぐり韓国政府が財団を設立し、日本政府が資金(10億円)を一括拠出することで合意してから一年が過ぎた。

現状はどうだろうか慰安婦問題について「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した筈だったが文在寅大統領に替ってから合意は反故になり、次々といろいろなことが起こり日本製品の不買運動が続き韓国人の日本旅行が激減している状態が続いている。

日本のニュースで李 栄薫(イ・ヨンフン)元ソウル大教授等が著し、韓国でベストセラーとなったとされている「反日種族主義 日韓危機の根源」が日本で発売されたので入手して読んだ。

内容的には既にネットで発信されていることだが韓国で使われている韓国併合時代の内容に多くの間違いと嘘があることをデーターを示して述べていることに改めて驚いた。

・徴用工は強制連行でなく、志願や動員された労働者で日本人と同じ待遇を受けていた。

・慰安婦は公娼制度の一形態であり、高賃金を受け取っていた。

・日本が朝鮮半島のコメを収奪したのではなくではなく輸出であった。

・日帝が朝鮮を滅亡させようと(風水でいわれる朝鮮半島の地脈や民族の精気を断つ目的で)朝鮮の領土に打ちこんだといわれている鉄杭は、実は単に測量用のものであった。

韓国人の学者からこのような発言をする人が居ることに驚くと同時に少しは日韓関係でもバランスがとれるかもしれないと期待はあるが過去の経緯を考えると韓国の現政権が続く限り難しいだろうなと思う。