なす風土記の丘湯津上資料館で行った1年間の調査研究の成果について上野修一館長の講演が湯津上庁舎であった。(第一回・なす風土記サロン)
古墳の発掘についてはTVなどでよく見るが今日は市内の那須地域で実際に発掘した時の状況や出土品などについて資料と写真で丁寧に説明していただいた。
その後希望者のみ発掘現場に行って古墳時代の住居跡など見たり説明など聞いて来た。
この地域には国宝の「那須国造碑」がある。古墳時代から飛鳥時代に移る頃が「那須国造碑」が作られた時代である。この時代の集落がどのように分布していて当時の人々の生活がどのようなものだったのか非常に興味が湧いた。
この時代を調査するためには行政側の支援はもとより、地域の住民の関心と協力が絶対的に必要らしいが現実は厳しい。もっと長期的な広報や地域の学校教育にも広げなくてはと感じた。
「なす風土記サロン」というネーミングは気楽に聞きに来て欲しいとの思いが感じられるが今後毎月一回で三回続くようだから時間があったら聴講したい。