看護師と高齢者との戦い

今日は那須赤十字病院の循環器内科

の受診の日だった。

もう数十年間も二ヶ月ごとにお世話に

なっているので私の生活の一部に

なっている。

診察室の前ではコロナ感染予防で従来

より長椅子には一人分空けて二人しか

座れなくなった。

高齢者が多いので遠くに座っている

から放送での呼び出しも多くなった。

それだけ騒がしくなる。

看護師が診察が終わると次回の予約書、

や投薬書渡すため番号で呼び出すが

反応がないと本人の名前で呼び出す。

前に座っていた高齢者が手を挙げて

ここだ!と言った。

直ぐに看護師が来て

「お名前を言ってください!」と

呼び掛けた・・その高齢者曰く

「いまアンタが呼んだだろう!」と

言って黙り込んだ。

看護師はマニアルにあるのか、

どうしても

本人の口から名前を言わせて

確認したいらしい。

黙り込んだ高齢者も看護師から

確認の理由などいろいろ説明して

やっと本人の口から名前を言わせた。

看護師にはご苦労さんと言いたかった。

お互い解っているのにマニアルを

守りたい看護師と

解っているならなぜ聞くのかという

高齢者の戦いのように思えた(^.^)。

那赤十字病院