毎年恒例になっている「那須シニアネット」の秋のバス旅行は福島県の西会津にある「会津ころり三観音」をお参りする旅だった。
「立木観音・恵隆寺」「鳥追観音・如法寺」「中田観音・弘安寺」の3つのお寺は「会津ころり三観音」と呼ばれ、お参りすると死の床に際しても苦しまずに成仏でき、家族に余計な負担をかけずにすむと言われている。
最初の鳥追観音は全国でも珍しい東西向参拝口のお寺で日光東照宮の猿でも有名な左甚五郎作と伝えられる「隠れ三猿」がある。探し出せれば福まさるとされているが説明してくれた副住職の方から長い竿で指し示してくれた。この副住職は一流ガイド並で面白かった。
次の立木観音は高さが8.5mと日本最大級の観音様があり国重要文化財に指定されている。残念ながら写真は撮れなかったが大きくて迫力があった。この観音像の足先は触っても良いというのでさすりながら祈っている人も多い。
最後の中田観音は野口英世の母シカが深く信仰したと言われているが現在本堂を改修中でフェンスで囲われて外からしか参拝出来なかった
「ころり三観音」をお参りしたり喜多方ラーメンを食したり、会津ほまれの酒造見学したりで楽しい旅が出来た、お世話になった会の世話役に感謝したい。。
「ころり三観音」はお参りできたが三観音の堂内にある「抱きつき柱」に抱きついて祈願すると願いがかなうそうである、只一つ抱きつけなかった中田観音には本堂の改修終了予定の来年の二月以降に再度お参りしないとご利益が薄れるかもしれない。
中高年者のの人々の参拝者が多かったのも願いは同じだ。生かされていることに感謝し、人生を全うして「ころり」と往きたいと思うのみだ。