韓国企業のビジネスの支援が終わってから、早いもので
一年が過ぎた、現在は地元企業から長い間を中小企業を
指導した経験を生かして欲しいという依頼に応えて
毎月2,3回訪問して主に時代の変化に応じた品質管理
に関して幹部の指導助言を行っている。
以前、ある大企業の社長との懇談で話の中に「正面の理、
側面の情、背後の恐怖」という言葉が会談の中で出た
ことを思い出した、この言葉は誰がみても真っ当な正義
の人であった故中坊公平弁護士が「後輩に与える言葉」
として話された内容である。
人を動かすには「部下には論理的に丁寧に説明しなさい。
愛情を持って声をかけたり世話を焼いたりしなさい。
しかし言うことを聞かなければどうなるかを示し、
危機感を煽ること。」という意味である。
確かに優しさだけでは部下は律しきれないのが現実である。
結局はこの三つのバランスの上で成り立っているように
思える。自分も相手も、気持ちよく、そして、互いに
切磋琢磨しながら、助けあいながら、確実にミッションを
達成していきたいものだ。