観象台の北端点跡があった

NHKの番組に「マイあさだより」と

いうのがある。

朝の5時台の番組なので聞く機会が

少ないが、朝のウォーキング中に

地元史の研究者の木村康夫氏が日本の

「近代測量発祥の地」といわれている

「那須基線」について紹介していた。

明治初期に那須野が原の扇状地の

北の千本松と南の親園の地に基石の

上に櫓を立てて三角測量の基準となる

基線(2地点を結ぶ測量の線)が設けられ

た。その跡(観象台)が残っている。

コロナ禍での外歩きには良い話題に

なるということかもしれない。

今まで全く知らないことなので

「那須基線」について多少の知識を

ネットで仕入れて現地の探索をした。

この測量跡の南起点跡は市内の親園に

あったが北端点跡は農研(畜産草地

研究所)の敷地内で入れないと思い

後日許可を取って見学しようと考えた。

ところが、木村氏から連絡があり敷地

内でなく門の近くの道路脇に

あるというのだ。

今まで何回も通っている道路だが

つい見過してしまっていた。

千本松牧場内の駐車場を借用し歩いて

行くと門の前の左側に小高くなって

いる場所が北端点跡だった。

農研(畜産草地研究所)の正門の左側に!

史跡鑑象台跡

観象台跡の案内板

日本遺産の標識