小さな贅沢な時間

二人だけの生活が続いているが夫婦間の会話はもう何年になるだろうか食事時間以外はあまり無くなってきている。

別々に過ごしているのはお互いに趣味の時間を大切にしているからで、この時間には別々の部屋でお互い干渉せずに過ごしそれなりに満足している。

毎日自宅に籠っているのは好きでなく外に出ることの方が好きだ。ウォーキング中に出会った人とのさりげない会話、カフェや本屋で過ごす時間、毎日の生活は単調とはいえ昨日と同じ今日もないし今日と同じ明日もない。

コーヒー豆の補充に毎週行くカフェ「コトリ」で出会う人との会話、一人の時でもマスターとのさりげない会話など、ここで刺激の風に吹かれる時間も貴重である。ここでの時間や知人との会話は安らぎを感じる小さな贅沢な時間だと思っている。