やり甲斐についての独り言

会社訪問で工場長が現場で働く若者はいろいろ考えるより、指示されたことだけやって収入を得て、退勤時間が来たら直ぐに退社して自分の好きなことをやりたい、その他の事は余計なことだと考えているので一体感不足が悩みの一つだという。

工場長の悩みは、確かにそうかもしれない。終身雇用が一般的だった頃と比べ令和の時代に愛社精神など説いても無理がある。

若い社員が働ぎがいを感じられるにはどうすべきか、まずは勤務する職場が気持ちよく働ける環境にしたいと思えば共感してもらえる筈だ。

以前から働きがいとは、働きやすさがありそれに「やりがい」を感じられるかだ。働きやすさは5S運動と重なるが・・やりがいは自己の仕事や、仕事の質に対して適切な評価を行う必要があるから難しい。

5S運動は作業のムダ、ムリ、ムラを排除して生産性の向上、安全性の向上に効果を求めている。先ずは職場をキレイにしようということは理解しやすいので、それなりの成果は出ている。

社長や工場長など幹部と話し合いながら少しでも従業員が「やり甲斐」が感じられるように顧問として貢献したいと思う。