「那須国古代ロマンプロジェクト委員会」が主催した歴史講座を聞いて来た。
「とちぎ未来づくり財団埋蔵文化センター」の副所長の篠原祐一氏が「なぜ那須は関東最北の要害になったのか?」という内容で話してくれた。
古墳から出た埋蔵品や那須国造碑、久自国造・長者屋敷遺跡などから大和朝廷が那須の地を地勢的、軍事的にも重要視していた。古代の道について、その役割などが必然的に東山道に繋がったようだ。
稲荷山古墳、駒形大塚古墳、吉田温泉神社古墳、長者屋敷遺跡などまだ見ていない場所や遺跡が沢山あることを今回の講座で知った。
歴史を知ることは他者を知って、自己を知ることだと思う、現地に行ってみたくなった場所が増えた。
このような歴史講座を来年も計画しているようで「那須国古代ロマンプロジェクト委員会」に期待している。