天候も良く、気温も上がった日曜日だったので市内の桜を見に出掛けた。何処も満開から散りはじめていた。
市内の桜の名所はどこも若い人や家族連れで賑わっていた、コロナ禍で自宅で我慢していた人々の気持ちは理解できる。
昼食したいとお店に電話しても席の予約は出来ず、店まで行って記帳して席が空くのを待たなければならない。
コロナ感染防止で密にならないように店も工夫しているのだが並んで待つのは苦痛だ、しかし仕方がない。
桜のある美しい情景の中で、散って行く桜を眺めているとふと自らの老いを自覚した次第。
「散る桜 残る桜も 散る桜」・・良寛和尚さんの辞世の句を思い出した。