「HIKARI」と名付けられた花の画集(非売品)のページを心良い調べを聴きながら鑑賞したのが先月だった。
作者は東京世田谷区に在住し、不幸にして76歳で脳梗塞を発症し入院治療の後にリハビリしながら絵を描き続けている。その後に乳がんを発症し治療中のようだが、先日偶然に私の友人が仲介して直接作者と電話で話すことが出来た、病気療養中とは思えないとても若々しい声が耳元で響いた。
一昨日友人から連絡があり、「HIKARI-vol.2」を自宅まで持って来てくれた。画集の1ページごとにじっくり鑑賞している。透明水彩画の花の絵に込められた色彩や筆の流れや線の強弱など絵に病を乗り越えて再び咲く生命力を感じた。
この画集の作者は絵を描くことは生きることだと私に教えてくれたのだ。このような素晴らしい画集を戴くことが出来て有難く深く感謝したい。
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