日本に関わりがあった詩人の尹東柱(ユン・ドンジュ)を
ご存じでないかもしれないが韓国では知らない人がいない
民族詩人であり、クリスチャン詩人である。
1942年(昭和17年)日本へ渡航、同志社大学へ在学中の
1943年治安維持法違反で懲役刑を宣告されて刑務所に
投獄され1945年(昭和20年)に獄死した詩人である。
ご存じでないかもしれないが韓国では知らない人がいない
民族詩人であり、クリスチャン詩人である。
1942年(昭和17年)日本へ渡航、同志社大学へ在学中の
1943年治安維持法違反で懲役刑を宣告されて刑務所に
投獄され1945年(昭和20年)に獄死した詩人である。
この詩人・尹東柱の「序詩」は原文はハングルで書かれ
ているが伊吹郷訳の内容を紹介する。
ているが伊吹郷訳の内容を紹介する。
『序詩』
死ぬ日まで空を仰ぎ
一点の恥辱なきことを
、
葉あいにそよぐ風にも
わたしは心痛んだ。
星をうたう心で
生きとし生けるものをいとおしまねば
そしてわたしに与えられた道を
歩みゆかねば。
一点の恥辱なきことを
、
葉あいにそよぐ風にも
わたしは心痛んだ。
星をうたう心で
生きとし生けるものをいとおしまねば
そしてわたしに与えられた道を
歩みゆかねば。
今宵も星が風に吹き晒らされる (伊吹郷訳)
この詩にある「そして私に与えられた道を歩んで
行かねばならない」という一節が今の心境と
重なるものがある。
行かねばならない」という一節が今の心境と
重なるものがある。