「黄金比」という言葉は聞いたことがありそれが古来より人間が最も美しいと感じる比率というぐらいは知っていた。
この「黄金比」は、歴史的建造物や美術品をはじめ、近代ではデザインや写真の構図などにも取り入れられているのだ。
黄金比(Golden Ratio)は、1:1.616の比率だが、この比率を計測できる比例コンパスを木工製作が得意のセピア会の代表が各自に作成して配布していただいた。
このコンパスで有名画家の作品を計測して理解して身に付ける勉強した。
題材にした画像は19世紀のフランスの画家、ジョルジュ・スーラが描いた「クールブォワの橋」の絵のコピーをじっくり眺めながら構図をコンパスで計測してみた。
確かに水平線や桟橋、樹木、ボートなどが黄金比で描かれている。その後に模写デッサンして自身が感じたイメージを彩色することになった。
補色など考えて色を付けたが浮かんだイメージはなかなか彩色出来ない。
先生から固有色にとらわれすぎているとの指摘を受けたが、さてどうするか?時間が来たので続きは自宅に帰ってからにしよう。