定期的な健診の為に病院で採血やX線撮影、その後の診察とそれぞれの待合室で順番待ちをしている時にみる多くの患者はそれぞれ病で苦しんでいる人々だ。
車椅子の高齢の患者を介護している家族と思われる若い人の姿を眺めているとなんとか早く社会に戻してやりたいと思ってしまう。
酸素を鼻から吸引しながら携帯ボンベを引きながらゆっくり目の前を歩いてゆくお年寄りの姿が私の行く末を暗示させたりする。87歳になる私の間質性肺炎は今のところ、いつもと同じで肺機能に変化は無かった。
大きな病院には多くの患者が来ている、生きている限り病にならない人は少ないと思う。幸せそうに生活している人でも悩みや苦しみなど無縁な人などいるはずがない、みんな悩みや苦しみをを乗り越えて幸せを求めて懸命に生きているのだ。